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佐野養蜂園

養蜂家(ハチを飼ってハチミツを採る仕事)の仕事内容を日記形式で紹介しています。

新女王蜂の確認と給餌 



今日も新女王蜂の確認と給餌をしました。
単調な作業が続きます。
連日の猛暑で汗ダクです。
作業着の中には厚手のジャージを着ています。
蜂の針が通らない為ですが、トテモ暑いです。
蜜蜂は自分から攻撃をして刺すことは滅多に無いのですが、巣をカマワレルと怒って攻撃をしてきます。
厚着をしていても針が通ってしまうことが何回かあります。
今日も5、6回、刺されました。
蜜蜂の毒の免疫があるので腫れることはないのですが、いたいです。
顔を刺されると、さすがに腫れます。
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新女王蜂の確認と給餌 





今日も新女王蜂の確認と給餌をしました。
穂高のアカシア林の蜂場の作業です。
アカシアの葉が茂り外に出た未交尾の女王蜂が自分の巣箱に戻れないためか
交尾率が悪い様な気がしました。
3割ほど女王蜂が居なくなっていました。
里の蜂場は周りに花が少ないので餌も、かなり必要です。

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砂糖、溶かし 



蜂の給餌用の砂糖を溶かしました。
今年は蜂が元気良くトテモ餌を消費するので餌の砂糖が沢山、必要です。
18袋溶かして24斗缶に入れました。
明日から女王蜂の確認と給餌をします

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新女王蜂の確認 





今日も新女王蜂の確認をしました。
松林の中の蜂場なので交尾率が少し低い気がしました。
二割ほどが女王蜂が居なくなっていました。
交尾をして産卵を始めた群の箱の上に
何時、産卵を確認したか日付をクレパスで書いておきます。
この箱の群の情報として重要です。

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新女王蜂の確定 



王台から女王蜂が生まれて10日ほど過ぎました。
今日から女王蜂が交尾をして産卵を始めているか確認の仕事をしました。
9割ほどは新女王蜂になっていましたが、羽が奇形で交尾が出来なかった女王蜂が一群と女王蜂が居なくなった箱がニ群ありましたが、まあまあの交尾率だと思います。
新女王蜂になった箱には餌を4、5合入れてやりました。
産卵をして幼虫を育てるのに、かなり蜜を必要とするのです。

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転地 



昨日、万水川河畔の蜂場に30箱の蜂を転地しました。
転地、終了後に、玉ねぎの受粉の為に貸し出してあった蜂を回収しました。
かなり強い雨の中で、ずぶ濡れになって運びました。
これで今年の蜂の配置は確定しました
秋にイチゴの受粉の蜂を出荷して、
冬囲いが終わるまで、色々管理の仕事をします。

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給餌 



雨の中で給餌をしました。
本降りになったので途中で中止です。
残りを明日すれば給餌も一回り終了です。

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蜂蜜の出荷 



今年はアカシア蜜が豊作で、岐阜の問屋さんが、ドウシテモ少し出荷して欲しいと言うので、40缶、出荷しました
国産蜂蜜はトテモ貴重で、自給率は6%
です。流通している蜂蜜の94%は輸入蜂蜜です。
日本のアカシア蜜は中部地方から北海道南部が産地でそれ以外では採れません。
長野県のアカシア蜜は良質で量もかなり採れるのですが、蜂屋さんが自分で売るか、決まった問屋さんに出荷してしまうので、ナカナカ市場には出回りません。
今年は自分で売る以上にアカシア蜜が採れましたので、初めての出荷です。

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給餌 



今日も給餌をしました。
山極の蜂場は里の蜂場に比べて餌がある様な気がしました。
山には何か花が咲いているのでしょう
助かります。それでも少し給餌をしました。

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給餌 



今日も給餌をしました。
15缶、給餌をしました。
一箱に一升給餌をするとして一回りすると5、60缶になります。
一年間で400缶ぐらい給餌をします。
蜂蜜を採るのは、三週間ぐらいですが
その為に一年間蜂を健康に飼育しなければなりません。
これが養蜂です。

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給餌 





栗の花が終り、秋の花が咲くまで、夏の間は蜜を出す花があまり無いので、
砂糖を溶かして蜂に与えます。
蜂の飼料として20kgの砂糖を溶かします。
60kgの砂糖にお湯2斗を加え4斗の砂糖水を作ります。
今日は24袋の砂糖を溶かして32斗の砂糖水を作りました。







この様に一斗缶に入れます。



箱の上にあるのが給餌箱です。
巣箱の中にある給餌箱に砂糖水を入れます。



この様に入れます。
一升ぐらい一度に入ります。
二週ぐらいで、また給餌をします。

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王台整理 



この群はこの王台を残しました。
今日で王台整理は終了です。
最初に整理した王台からは新しい女王蜂が出ているはずです。
新しい女王蜂は身体がしっかりするまで4、5日巣箱に居て天気の良い日に巣箱を出て空中で交尾をします。
女王蜂が外に出ると男蜂が追いかけます。一番元気で追いついた男蜂が交尾をします。
交尾をすると女王蜂は身体の中に精子を蓄え、男蜂は死んでしまいます。
巣箱に帰った女王蜂は数日で産卵を始めます。
受精卵からは働き蜂が無精卵からは男蜂が生まれます。男蜂の巣房の方が少し大き目で女王蜂は巣房ごとに産み分けます。
来週からは新しい女王蜂が正常に産卵しているか確認する仕事をします。



巣箱の上に色々書いてあるのが判るでしょうか?
巣箱の中を見た時に中の状況を記号の様な文字で書いて行きます。
女王蜂が居るのか、餌があるか、次に手入れをする時の大事な情報なのです
サクラクレパスの白色で書きます。
色々、試して見ましたが、木にしっかり書け良く見え、長持ちします。
最近、ホームセンターで単品の白色クレパスが売っているので重宝しています。

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電気牧柵 



熊の為の電気牧柵が壊れてしまったので、新しい電気牧柵を設置しました。
今度の電気牧柵は9500ボルトの電流が流れます。
誤って触ってしまいましたが、強烈なショックを感じました。
熊もそうとうショックを受けると思います。
大変、高価な機械ですが、熊の被害に
比べたら、安いものです。

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王台の整理 



女王蜂の巣である王台の整理をしました。
王台を二個残して、あとは全部ツブシます。
本当は一つにすれば良いのですが、
王台の中で死んでしまうことが稀にあります。
その為に二個残すのですが、これにもリスクがあります。蜂の群には一匹の女王蜂しかいませんので、二匹の女王蜂が生まれますと殺し合いをして一匹になります。この時、生き残った女王蜂に傷がつけば、交尾が出来ずに群が絶えてしまいます。
その為、後二週間したら、新女王蜂が産卵しているか確認します。

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蜜蝋、取り出し 



昨日、溶かして作った蜜蝋です。
25Kgありました。
早速、
大阪の問屋さんに出荷します。



蜂場の周りに電気牧柵を張り巡らしてあります。
12vのバッテリーを電源にして機械を通して8000Vの電流を瞬間的に流しています。
これから、熊が里に下りてきます。
熊はトテモ鼻が良いので、蜂のニオイを嗅ぎつけて来ます。
山沿いの蜂場の周りには、電気牧柵を設置します。
バッテリーも一週間ほどで電流が弱くなるので交換します。

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蜜蝋を溶かす 



蜂の巣は蜜蝋で出来ています。
巣枠に蜜がイッパイになると、蜂は
蜜蝋でフタをします。
これを切って遠心分離機に入れ蜂蜜を採るのですが、切り取った蜜蝋はかなり沢山になります。
これを煮溶かして蜜蝋だけの固まりを
作りました。
ドラム缶に水を入れて、お湯を沸かし
そこに採蜜の時に採った蜜蝋のフタを入れて、煮溶かします。
お湯に蜜蝋が溶けたら、こし器を通して一斗缶に流し込みます。
明日になると、蜜蝋は水より軽いので固まりとなって水と分離します。
蜜蝋は大阪の問屋に出荷しますが一部は店でも販売します。
口紅やクリーム、軟膏の原料になるそうです。

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王台整理 





女王蜂の巣を王台と言います。
二段の巣箱を二つに分け、女王蜂の居ない巣箱には、王台が沢山出来ます。
一番、形の良い王台を残して他の王台を取り除きます。
下の王台を残しました。
後、4、5日で新しい女王蜂が生まれます。
生まれて、身体が、しっかりして来ると巣箱から外に飛び立ち交尾をして、
精子を身体の中に取り込みます。
ハニームーンの語源でしょうか?
受精卵からは働き蜂が、無精卵からは男蜂が生まれます。
女王蜂も働き蜂も雌蜂です。
ローヤルゼリーを沢山与えられた物が
女王蜂になります。





蜂にはヘギイタダニと言うダニが寄生しています。
蜂蜜を採り終えるとこのダニの駆除に
取り掛かります。
蜂が居なくなってしまう現象をCCDと言いますが、この主な原因の一つが、このダニです。
写真の薬剤はアピスタンと言うアメリカの薬剤です。
これはダニの薬剤として認可された薬です。ビニール状の板に薬剤を染み込ませてあります。
蜂がこれに触ると身体に付きダニが落ちる仕組みです。
二ヶ月ほど入れておき駆除します。
接触剤ですので、蜂蜜に入ることはありませんが投薬中に蜂蜜を採ったりは出来ません。
これから8月いっぱいは花が少なく砂糖を溶かして蜂に与えるくらいなので、
この時期にダニ駆除をします。

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蜂の分け出し 



今日も穂高の蜂場の分け出しをしました。
あと穂高の牧の蜂場を分ければ今年の
分け出しは終了です。



二段目の巣箱を継ぎ箱と言います。
ほぼ巣箱を一段の単箱にしたので
空の継箱が、この様に積み上げられました。
来年の春に蜂が増えて来た時に使います。
それまで、一休み!

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